米坂線は、山形県の米沢駅(米沢市)と新潟県の坂町駅(村上市)を結ぶ、延長90.7kmのローカル線です。
この米坂線には、20の駅(7市町村)があり、車窓からは美しい風景を見ることができ、特に小国以西の赤芝峡や荒川峡の紅葉は有名です。
米坂線の歴史年表
明治26.12 | 県議会、政府に対し、米坂線早期敷設を建議 |
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大正 9. 8. 7 | 鉄道敷設法第7条が改訂され、法律第54号として公布される。これより羽越横断鉄道今坂線(今泉~坂町)第1期線に編入される。 |
11. 4 | 新鉄道敷設法(法律第37号)公布、未成線として米沢~坂町編入 |
15. 9.28 | 今泉線米沢~今泉間開通(大11.10着工、南米沢、西米沢、中郡、羽前小松、犬川の各駅開設) |
昭和 6. 8.10 | 今坂東線今泉~手の子間開通(昭3.2着工、萩生、羽前椿、手ノ子の 各駅及び白川信号場開設) |
8.11.10 | 今坂東線手ノ子~羽前沼沢間開通(昭3.2着工、羽前沼沢駅開設) |
10.10.30 | 今坂東線羽前沼沢~小国間開通(昭3.2着工、伊佐領、羽前松岡、小国の各駅開設) |
11. 8.31 | 今坂西線越後金丸~小国間開通により、米坂線と改称し全通(昭3.2着工、玉川口駅開設) |
15. 3. 5 | 小国~玉川口間雪崩のため列車荒川に転落(死者15名、重軽傷者27名) |
35.11. 1 | 仙台~新潟間に(仙山・米坂線経由)準急「あさひ」運行開始(1往復、37.7.15から1往復増発、57から「べにばな」と改称、60.3.14運行区間が山形~新潟間となる。) |
36. 7. 7 | 成島駅開設(停留所) |
39. 7. 8 | 大雨で不通 |
40. 4. 1 | 中郡、犬川の各駅が業務委託駅化 |
42. 8.29 | 集中豪雨のため不通(43.6.28開通) |
48.12. 1 | 萩生、手ノ子、伊佐領、玉川口の各駅が停留所化 |
53. 6.15 | 羽前椿駅が旅客駅化(貨物取扱廃止) |
57. 3.11 | 米沢~今泉間CTC化(特殊自動閉塞式) |
3.20 | 南米沢駅、中郡、犬川が停留所化、羽前小松駅が簡易委託駅化、白川信号場廃止 |
11.15 | 西米沢駅が停留所化 |
58. 2.28 | 今泉~坂町間CTC化 羽前椿駅が業務委託駅化、羽前沼沢駅が停留所化 |
59. 2. 1 | 荷物営業取扱廃止線区となる。 |
60. 3.14 | 羽前椿駅が簡易委託駅化、小国駅が旅客駅化(貨物取扱廃止)、貨物営業全廃 |
平成 3. 8.27 | 急行「べにばな」の運行区間が米沢~新潟間になり、快速列車となる。 |
21. 3.14 | 全列車、新型気動車(キハE120形、キハ110形シリーズ)を導入。 |